お知らせ
【SNBA】東奔西走、時々災難。

10月の中旬で、すっかり初回印刷分のフライヤーを国内で配布し尽くしました。
フランス語で書かれたものだから、日本語訳も添えて渡せるだけ渡してきましたが、作品の趣旨や技法など、これで理解していただけたらいいのだけど…。
でも受け取った方々の反応は上々だったから、気を良くして500部も増刷しました(笑)こちらはSNBAサロン展開催中、来場された皆様にお配りする予定です。
先日は東京にガラス工芸で有名なインゲヤード・ローマンの展覧会と、パリの写実画家、テュエリー・デュバル氏の個展を観に行ってきました。
クラフトと絵画、いずれも巧みな技を凝らした作品ばかりで、眼福のひとときを過ごすことができました。
その後、イデミ・スギノのお店で見目麗しい洋菓子をいただき、東京での芸術の秋を満喫した翌日の朝、アクシデントがありました。
不意に、私の腰に痛みが…。
あ“!!!
東京での他の予定をキャンセルし、妙に背筋を伸ばした姿勢を保ったまま、ロボットのようによろよろと家路に着き、ベッドに直行。
夫であるちょっぽさんが調達してくれた痛み止め入り湿布を貼って何とか落ちつきました。
初めてじゃないんです。ギックリ腰。
掴まり立ちを始めたばかりの子供のように移動して、曲げると痛い腰をかばいながらできるだけ安静にしていた数日間、夫は私の代わりに家事や買い物までかいがいしく動いてくれました。(本当に申し訳ない!)
また夫の買い物を手助けしていただいたお店の皆さんに、心から感謝します。
今はようやく少しは動けるようになったので、こうして苦い思い出も綴れるようになりましたが、あの時は本当に痛かったです(涙)
そんな腰爆弾を抱えて11月にはまた東京に出向いて、SNBAサロン展に出展する写真パネル加工の仕上がり具合も確認と発送準備を行います。
出展作品を見ることができる最後のチャンスなので、私たちだけでなく、SNBAサロン展に関わるチームちょっぽのメンバーが全員集合し、厳しく確認します。
海外搬入時に作品が破損することは可能性としてゼロではありませんが、送るまではせめて完璧にしておきたいという夫。
仕上りがOKなら、そこからは運搬業者に引き継ぎパリへ搬送しますが、どうか、無事に届きますように…。
そして私は、パリでぎっくり腰が再発しないように注意しなくちゃ(汗)
SNBAサロン展が行われるのはパリ・ルーブル美術館の地下にあるホールです。
地上は歴史的造形美術品の宝庫であるルーブル美術館、地下には現在活動している作家たちの力作が揃います。
また、今年は日仏交流160周年ということで、「ジャポニズム2018:響きあう魂」と題して大規模な複合型文化芸術イベントが開催されていて、SNBAサロン展もこのイベントに参加しています。
冬のパリを訪れて、日本とフランスの文化芸術を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ジャポニズム2018