お知らせ
ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール サロン展2018に注目作家として参加

まゆみです。ご無沙汰しています。
つくづく「運を引き寄せる人」っているんだなと思った出来事がありました。いつも嵐を呼ぶ、我が夫のちょっぽさん(良彰)のことです。
今年12月に行われるフランスの「ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール サロン展」で、「注目作家」の一人として招待を受けることとなりました。
お知らせをいただいた現地の方がおっしゃるには「注目作家」で、10mもの壁を与えてもらった写真作家はSNBA史上初めてだそうです。
この知らせが届いた直後、私は半信半疑で目を白黒させていました。ちょっぽさんは笑っていましたが、その後の落ち着きのなさから(どうしよう、何を出展しよう)と内心うろたえていたかも知れません。
「これまでサロン展で入選してきた路線で、準備を進めよう。」と決めました。
そして5月30日(水)雨の午後、4月に開催した「おふたりさま写真展」で、企画や展示準備を行ってきたメンバーを我が家に集め、どんな展示を行うか、サイズはどうするかなどの検討会を開きました。
プリントを担当するIさんが、大雨の中、大きな荷物を抱えて持ってきてくれました。この日の主役、テスト用にプリントしてもらった写真作品の1枚です。
企画担当のNさんのおかげで展示レイアウトは決まっていたのですが、実際にプリントした物を見てみないと、サイズ感や色合いがどこまで表現できるのかわからなかったので、見本を焼いてもらったのです。
Iさんの「素手で触るべからず、口を開くべからず」という教えを守り、プリントペーパーを触る人は手袋、そしてメンバー全員がマスクをつけるという異様な光景。まるで現場検証をする鑑識官のようでした。
作品を床に広げ、細かいサイズの修正や仕様の確認をしていると「ちょっと壁に吊るして見てみたいなぁ」とちょっぽさん。
作品を貼り合わせ、わっせわっせとリビングからダイニングに運び、なんとかピクチャーレールに吊り下げることができました。
それを見た途端、皆の口から唸り声とともに「ええじゃないか!」の一言が。
内容については細かいことは書けませんが
そんな狙いや仕掛けを考えるメンバーばかりで、なかなか話が前に進みませんが(笑)
でも、やりたいことが課題として沢山あがりました。それらを一つずつクリアしていきながら12月までの間、またこのような形で進捗報告を書かせていただこうと思います。
まだ先の話ですが、今年の「ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール サロン展」は12月13日〜16日まで開催されます。
もし、万が一フランスのルーブル美術館を訪れる機会がありましたら、地下にあるサロン展にもお立ち寄りください。賑やかな日本人夫婦がこれまたメンバーの1人であるフランス人の通訳者と共にお待ちしております。
2018年サロン展の詳細はこちらの公式サイトをご覧ください。